八郎潟町にある高岳山(たかおかさん)から峰続きの浦城跡(うらじょうあと)県史跡指定は、江戸時代の紀行 家、菅江真澄の「霞む星月」にも記載のある、かつて八郎潟の湖東部を治めた三浦氏の居城跡です。天正16年(1588年)三浦一族滅亡後は訪れる人も少な くなり、本丸に続く道も無いような状態でした。 平成18年9月、三浦家の15〜17代当主が現地を訪れることになり、地域の人たちは藪を払い急な山道に登りやすいようにロープを掛けて本丸までの道を整備し、案内しました。