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取材日/取材番号 1999/07/13 No.014
銀V藤衣料店・ヨッケ
一日市 仲町商店街
先代は元々真坂の住人で昭和23年頃から古着を扱う行商をしていた。当時は車もなく鹿渡から今戸あたりまで売りに歩いたそうです。
昭和25年頃に五城目街道の踏切の近く、現在の鷲谷清蔵さんの家に住み、一日市で商売をするようになったそうです。当時はまだ店を構えての商売ではなく、古着の仲買や行商が主だったそうです。
屋号のヨッケは父與助の名に由来しているようです。
現在の場所に店を構えたのは昭和29年頃。ここに店を開いてから現在のように品物を店頭に置いて販売するようになったそうです。それでもご主人や使用人は呉服を持って外販を続けていたようです。
有限会社なったのは昭和31年から。現在の当主、齋藤謙治さんが店の手伝いをしたのは昭和41年から。大学を出て、すぐに現在の家業に就いたそうです。大学4年間の通学と店の跡継ぎとなることは父との交換条件だったとか。
毎年、路上ミュージカルの時は、このお店の二階に音響の機械を山のように置かせていただいております。
お話・お写真 齋藤謙治さん
取材内容については作成後、本人に確認しておりますが、本人の記憶に基づいて記載しておりますので間違っている場合があります。その点をご容赦下さい。尚、本人からの要望が届き次第、訂正もしくは削除していきます。