あきたけん みなみあきたぐん はちろうがたまち
メビウス発祥の地 秋田県南秋田郡八郎潟町です
八郎潟町とその周辺についての雑学のコーナーです。信頼性については80%くらいかな。
個人的な調査をもとにしたデーターベースです。公表された公の数値ではありませんのでご了承ください。
1998/04撮影
![]() 三倉鼻(みくらはな) |
![]() 高岳山(たかおかさん) |
![]() 森山(もりやま) |
左手の小さな山。古来、八郎潟を遠望でき、桜の名所でもあった。 茶室もあったといわれる。昔はその右手に筑紫岳(98m)という山があったが、八郎潟干拓工事で堤防に使用され面影はない。 江戸時代まではここを通る街道は整備されておらず、難所であった。 秋田城之介(安東実季)が最初に美倉鼻を通過する道路工事をし佐竹氏が秋田藩主になってから羽州街道として整備された。 |
森山の左手にある山頂221mのやや低い山。 昔から砦のあった山で右手に浦城(うらじょう)址がある。この右手のむらくもの滝付近に昔からの街道があり、五城目の市日に買い物に来る人が行き来していたという。 ここから先は蝦夷地であった。八郎潟町とは古来から縁の深い山である。中腹に常夜灯があり、中世までは八郎潟を航行する船の灯台の役目をしていたといわれている。山頂に副川(そえがわ)神社がある。 |
森山(325m)は八郎潟町周辺の町には一番なじみのある山である.頂上に薬師様がある. 特に町を遠く離れていると、森山の姿を見て、 「家に帰ってきたな」という気持ちになるのは私だけでないだろう. |
八郎潟町は東北地方の北西側、秋田県中央にあります。八郎潟の大規模干拓地、大潟村の玄関口です。
東と南は五城目町、西は八郎湖を隔てて大潟村、北は琴丘町と隣接した町。
名称から八郎潟の中にある町と思われている方が多いようです。八郎潟の干拓地にできた町は大潟村と言います。八郎潟町はその南東に位地し、一日市(ひといち)、面潟(おもかた)、夜叉袋(やしゃふくろ)、真坂(まさか)、浦大町(うらおうまち)が合併してできた町です。1956/09に八郎潟町となりました。秋田県では二番目に小さな町です。
町の木は欅(けやき)、町の花はさつきです。いずれも昭和61年9月30日に制定されました。
馬場目川の河口に位置し、古くから羽州街道の宿場町がありました。
町の面積は 17.03平方km、町の人口は 7,768人、海抜は3~4メートル。
2240世帯65歳以上 19.2%一次産業 9.6%二次産業 36.8%三次産業 53.6%(国勢調査から)
八郎潟町町章 1955/11/03制定
出羽の山々 そびえ立ち ひらける美田 耕して 潟の白帆を 語りつぎ 恵まれし地に 果てしなく 伸びゆくは わが八郎潟 |
一望に町 ひらけゆき 馬場目の流れ 清らかに 伝統誇る 盆踊り 文化の流れ 受けついで うるわしき わが八郎潟町 |
西の海風吹きわたり 希望の力 湧き出ずる ゆきて明るき 産業に 栄光の道 ひらかれて 豊かなる わが八郎潟 |
/ | 東京都から | 新潟市から | 青森市から | 山形市から | 札幌市から |
飛行機で | 羽田空港~秋田空港 60分 千歳空港~秋田空港 55分 大阪空港~秋田空港 75分 (1時間10分) ~リムジンバスで秋田駅へ~ 奥羽本線下りの列車に乗車 JR八郎潟駅下車(30分) |
ありません | ありません | ありません | 千歳~秋田 約55分 千歳~秋田北 45分 |
列車で | 秋田新幹線 東京~秋田 3時間49分 ~JR秋田駅で乗り換え~ 奥羽本線下りに乗車 JR八郎潟駅下車(34分) |
羽越本線下りJR秋田駅下車 ~JR秋田駅乗り換え~ 奥羽本線下りJR八郎潟駅下車 |
奥羽本線上り JR八郎潟駅下車 (特急で2時間半くらい) |
奥羽本線下りでJR秋田駅下車 ~JR秋田駅乗り換え~ 奥羽本線下りでJR八郎潟駅下車 |
札幌~函館~青森 青森駅乗り換え 奥羽本線上り乗車 八郎潟駅下車 |
バスで | 高速バスで秋田駅前下車 ~JR秋田駅前バスターミナル~ 秋田中央交通バスで五城目行きに乗車 一日市(ひといち)で下車(1時間くらい) |
ありません | ありません | ありません | ありません |
自家用車で | 東北自動車道~秋田自動車道 五城目八郎潟ICで降りる |
国道7号線を能代・青森方向へ 秋田市を過ぎておよそ50分 大川三叉路を左折する 馬場目川を渡ると八郎潟町 |
国道7号線を秋田方面へ 五城目町との交差点を 右折 |
国道13号線を秋田に向う 秋田市で国道7号に入り 能代・青森へ向う 大川三叉路で左折、馬場目川を渡り八郎潟町に入る |
北日本海フェリー |
以前行われていたが最近は休止している行事も紹介している(制作1998)
月 | 日 | 行事 | 場所 | 内容 | 問い合せ先 |
1 | 1 | 一日市裸参り | 八郎潟町町内 防災センター出発 |
元旦午前0時、防災センターを出発 裸の若者が町中を走りぬける |
八郎潟町商工会 電話 018-875-2313 八郎潟町観光協会 |
1 | 1 | 元旦 | 各家々 | 昔の行事 戸主、または長男が清潔な着物を着て若水を汲む、 当方に向かい「あらたまの年の始めの年男、黄金の柄杓で 若水を汲む」と唱え、家を出る。 という行事があったという記載がある。 |
休止中 |
1 | 7 | 七草雑煮 | 各家々 | 昔の行事 正月の飾りをすべて下ろす。 それを川に流し雑煮を作る。 山村では山菜が、平地では潟魚が入る。以前は菜を刻むとき 「唐土の島も日本の島も渡らぬ前に何草たたく」と唱えなが らたたき、七草たたきといったとか。 |
休止中 家庭の行事として残っている所も |
1 | 上旬 | 小学校スキー教室 | 未定 | * | * |
1 | 第2日曜日 | 綱引き大会 | 町民体育館 | * | * |
1 | 20 | 皿灸 | 各農家 | 昔の行事 小正月の終わり、前年に乾燥させておいたヨモギの もぐさを大皿に入れて これに火を付ける。家族一人残らず頭に載せて灸をすえる。 疲労を除くことを祈る行事。 炉鈎(ろかぎ)や農具にも同じことをする。 現在は行われていない。 |
休止中 |
2 | 1 | 厄ばらい | 環境改善センター | 男42歳、女33歳の大厄の年に当たる人を集め厄年を祝う。 同時に還暦(60歳)古希〈70歳〉喜寿(77歳)米寿(88歳) などの祝いも行われる。 以前は2月1日だったが役場の都合で、毎年日程は異なる |
八郎潟町役場代表018-875-5800 |
2 | 未定 | 駆け足運動表彰式 | 環境改善センター | 年間の駆け足運動の表彰 | * |
4 | 8 | 涅槃会 | 清源寺 | 檀家の人々が集まり釈迦の誕生を祝う | * |
4 | 8 | 薬師様の日 | 森山薬師 | 昔の行事 昔からこの日に森山薬師に参詣するしきたりになっていた。 年頃の娘は結婚前に一度必ず森山に登山して、一生の無事と 開運を祈った。 |
休止中 |
4 | 第3日曜日 | 全町清掃デー | 全町各町内 | 側溝清掃、ごみ清掃 | 各町内会 |
5 | 5 | 一日市願人踊り 子供願人踊り |
八郎潟町町内 | 女物の襦袢を着たコミカルな踊り | 八郎潟町商工会 電話 018-875-2313 八郎潟町観光協会 |
5 | 5 | 子供樽御輿 午前9時~10時 |
13区、32区、川崎地区子供会 | 子供による御輿 | 各町内会 |
5 | 5 | 秋田音頭牽き山車 | 八郎潟町町内 | 小学生の女子が着飾って踊る | 八郎潟町商工会 電話 018-875-2313 八郎潟町観光協会 |
5 | 5 | 端午の節句 | 各家々 | 昔の行事 前日の夕方、家の入り口や戸窓のある屋根にヨモギや 菖蒲を差して餅をつき笹巻きをこしらえて神仏に供える。 5日早朝、夜が明けると裸足で露踏みをした後、朝食前に ヨモギ、菖蒲を束ねて 机上にのせ、灯明をつけて家族一人一人が机の前に進み 「いいこと聞け、いいこと聞け」と、唱える。 男子は菖蒲を1mくらいの長さに切って縄をまき太刀を 作って、これで地面を打ち鳴らす。 これを菖蒲打ちという。この音で悪魔を退散させたという。 この夜、早々に夕食を済ませた子供たちは、菖蒲太刀を 手に次々と部落外れに終結し派手な喧嘩をしたという。 |
* |
6 | 1 | 海洋センターオープン | 海洋センター | 室内プール | * |
6 | 上旬 | さなぶり | 各農家 | 昔の行事 田植えが終わると、その家族や田植えに手伝っ た人、親類を集めて盛大にごちそうする |
休止中 |
6 | 第1日曜日 | 町民運動会 午前9時開会式 |
小学校グランド | 町内会対抗の競技、朝から酒のにおい | 八郎潟町役場代表018-875-5800 |
6 | 〃 | 八郎湖クリーンアップ 午前5時開始 |
八郎湖堤防、馬場目川堤防 | 湖東地区の町が一緒に八郎湖のごみ清掃する | 八郎潟町役場代表018-875-5800 |
6 | 未定 | 全町花いっぱい運動 | 各町内会 | 街路のプランターに花を植える | 各町内会 |
7 | 1 | 梵天祭り | 真坂地区 | 昔の行事 「そろった、そろたよ若い衆がそろった。 稲の出穂より、なお良くそろった。」と歌いながら 町中を回り、最後に副川神社まで一気に駆け登った。 現在は行われていない。 |
* |
7 | 第3日曜日 | 全町母と子のソフトボール | 小学校グランド | 小学校の子供を持つ母親と子供の混成チーム | * |
7 | 第1日曜日 | 全町登山 | 未定 | * | * |
7 | 下旬の 土日 |
ウォーターフェスティバル | 湖岸公園 | 大道芸、花火他 | 八郎潟町商工会 電話 018-875-2313 八郎潟町観光協会 |
8 | 上旬 | 全町ソフトボール大会 | 小学校グランド | * | * |
8 | 6 | ねぶながし (七夕) |
馬場目川河口付近 | 旧暦の7月7日に行われる行事。馬場目川の川岸に 灯篭が立ち並び太古が響く、各家々では色とりどりの 短冊を付けた笹を持って川岸に集まってくる。 家族の亡くなった家では船の形をした台に蝋燭を灯し 供え物をのせて流す風習がある。 近年、河川の汚れの問題で廃しの方向のようだ。 今年(1998年)から再開されることとなった。 |
八郎潟町商工会 電話 018-875-2313 八郎潟町観光協会 |
8 | 18~20 | 一日市盆踊り 午後8時から10時 |
仲町商店街 | 秋田3大盆踊り、午後8時~10時 | 八郎潟町商工会 電話 018-875-2313 八郎潟町観光協会 |
8 | 18~20 | 路上ミュージカル 午後6時50分~8時 |
仲町商店街 | 町民が参加する素人のミュージカル 午後6時50分ころから8時 |
八郎潟町企画振興課 電話 018-875-5802 |
8 | 下旬 | 全町ゲートボール大会 | 小学校グランド | * | * |
9 | 15 | 全町グランドゴルフ大会 | * | * | 八郎潟町役場 代表018-875-5800 |
9 | 第3土曜 ・日曜 |
全日本野鯉・マブナ釣り大会 | 八郎湖 | 八郎湖は全国一の鯉が釣れた場所として、全国から太公望が集まる。 | 八郎潟町企画振興課 電話 018-875-5802 |
10 | 下旬 | 全町ビーチボール大会 | 町民体育館 | * | * |
11 | 上旬 | 全町子供駅伝大会 | 八郎潟町町内 | * | * |
11 | 上旬 | 町産業文化祭 | 改善センター・保険センター | 一年間の芸能の発表会、新鮮な野菜も | 八郎潟町役場代表018-875-5800 |
11 | 未定 | 健康教室 | 各町内会 | 1地区1学習、13区は歯の健康教室 1998年からは一児童館一学習に変更になった |
各町内会 |
11 | 毎週火・木 | 全町家庭 バレーボール大会 |
町民体育館 | 町内会対抗男女混合 | * |
12 | 未定 | チャリティフェスティバル | 改善センター | 各サークルの発表会 | * |
12 | 下旬 | 煤掃き | 各家々 | 昔の行事 正月の準備。煤払いが行われる。 以前は集めた煤は俵に詰めて保存され苗代の カナ除けに使用されたという。 煤払いに用いた箒は正月神が来るという明方 に藁を上にして立てておいた。 この箒を小正月の庭の田植え行事使用されたという。 炉鉤は神が宿るといわれ大切に扱われた。 |
休止中 |
12 | 28 | 餅つき | 各家々 | 昔の行事 お供え、鏡もち、地蔵子餅、えびす餅、切り餅に 用いる餅がつかれた。 現在はほとんど行われていない。 |
休止中 |
12 | 31 | 年取りの日 | 各家々 | 昔の行事 午前中門松を飾り、神仏に松譲り葉を載せた供え物をし、 床の間には神聖な場所として歳徳神を迎えた。 主婦は正月料理の準備をする。という記述がある。 現在はほとんど形式だけとなっている。 |
休止中 |
「昔の行事」は昭和52年発行の八郎潟町史による